コンタクト使用者は40歳を過ぎたら濁る前に角膜内皮細胞検査を

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こんにちは。
いちや です。

今日は、「コンタクトレンズの
長期利用は眼にダメージを与える
ので、角膜内皮細胞の検査と、
眼鏡のすすめ」
についてのお話しです。

以前、老人環とサークルレンズ
の記事中で 、
老人環は、サークルレンズという、
いわばカラーコンタクトレンズ
を使って、目力をとりもどそう
という内容でした。

私にとって、
ソフトコンタクトレンズは、
まさに生活の必需品で、
無くてはならないものだった
はずでしたが・・・。

ある時までは、です。
実はこんな出来事があったのです。

いつののように、
コンタクトレンズを切らしてしまう
ので、お店へ追加注文に行きました。
40歳を過ぎたときです。

そのとき、処方箋をもらうため、
隣にある眼科へ行きました。
眼科の先生は「念のため」といい、
角膜内皮細胞の検査を行って
くれたのです。

ちょうど、私が『老人環』と
指摘されたときと同じころです。

コンタクトレンズは、
かれこれ二十数年間ほど、
利用し続けていたことになります。

角膜内皮細胞検査の結果は、
年相応でとくに問題なし。
当然だと思いました。

それから、1年~1年半ごとに、
角膜内皮細胞の検査を受ける
ことになります。

そして3回目の角膜内皮細胞検査。

このとき角膜内皮細胞の減少が、
危険値に達しているとの宣告を
受けてしまったのです。
もう、びっくりです!

眼科の先生から、
「コンタクトレンズよりも、
眼鏡をお勧めします」とのこと。

眼科の先生が、
ソフトコンタクトレンズを止めて、
眼鏡に切り替えるよう勧めている。
やはりショックでした。

4回目の角膜内皮細胞検査では、
角膜内皮細胞の減少が、
さらに進行しているとのこと。

さすがに、今度ばかりは、
眼科の先生のいう通り、
コンタクトレンズから眼鏡へ、
切り替えることにしました。

角膜内皮細胞が減少すると、

また、下記のサイトでも、
角膜内皮細胞の減少について
説明されていますが、


角膜は、周りの人の眼を見たときの黒目の部分。
黒く見えますが、外側は角膜で透明です。

この角膜の奥の外側に角膜内皮細胞が
敷き詰められているのです。
これが無いと、
角膜は涙の水分を吸込みすぎて
濁ってくる。

濁らないようにこの角膜内皮細胞が
調節して水分量を維持しているのです。

角膜内皮細胞がどんどん死滅して、
減少すると、
水分量の調節が適切に働かなくなり、
角膜は涙の水分を吸込みすぎて、
濁ってくるのです。

しかも、内皮細胞は新しくできず、
死滅した内皮細胞は、
元の状態に戻らない。

角膜が白く濁らない前に、
対処が必要なのです。

個人差がありますからね。
生まれつき、目力の強い人は、
問題ないでしょう。

でも、油断は禁物です。
診断は医者にしかできません。

あなたのコンタクトレンズ使用歴、
何年になりますか?
何十年も使用してはいませんか?

もし、十数年以上もコンタクトレンズ
を利用されているのであれば、
今は、別段支障は無くても、

眼の健康診断と思って、
角膜内皮細胞の検査を受けてみる
ことを強くお勧めします。

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