軽石の水はけの良さを利用していくという逆転の発想

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こんにちは。
いちや です。

日本の南海上で起こっている
海底火山の噴火による軽石の
大量発生についてです。

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今年の夏(2021年8月13日)、
日本の南海上にある福徳岡ノ場で噴火が
起りました。

その時に発生した大量の「軽石」が、
沖縄など南西諸島に漂着して、
漁業を営む方々に甚大な被害を
与えているといいます。

最近では(11/20)、伊豆諸島や神奈川、
千葉など関東の沿岸でも軽石が漂着した
そうですね。

一日も早く元の状態へ戻ることを
祈るばかりです。

ところで、「軽石」というと、
私が以前住んでいた地域を思い出します。

昔、住んでいた地域一帯は、
かつて大昔に火山の噴火があって、
広範囲に「軽石」が堆積したのです。

小学生の頃は、仲間たちと、
軽石をおもちゃ代わりに、
砕いて粉にしてみたり、
軽石をチョーク代わりに、
アスファルトに文字を描いてみたり、
変わった色の軽石を収集してみたり・・・・

「軽石」というと、モノトーンで、
白やグレーというイメージですが、

実は、オレンジ色や、ピンク色など、
バラエティーに富んでいるんです(笑)

個人的には、当時(小学生)の私には、
軽石は、とても身近な存在でした。

でも、私の地域では、
畑など植物を育てようと思うと、
そのままでは利用出来ないので、
他の土と混ぜて利用していたようです。
水はけは良いのですが、
肥沃な土壌ではなかったからです。

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でもこの記事では、
その軽石の「水はけのよさ」が、
逆に今、注目されているのです。

粘度の高い沖縄の土壌には、
軽石のような水はけのよい素材が、
必要なのだそうです。

採取された軽石の成分も
土壌環境基準を満たしていて、
人や周囲の環境へ悪影響は与えない
そうですね。

「厄介者から、一転して資源になる」
可能性があるかもしれない。
ということなのだそうです。

厄介者から一転、資源になる可能性も
夢ではない。ということなのです。

今後、土木建築資材や農業用資材として、
活用が進んでいくといいですね。