- 2020-05-16
こんにちは。
いちや です。
日本の南海上で起こっている
海底火山の噴火による軽石の
大量発生についてです。
今年の夏(2021年8月13日)、
日本の南海上にある福徳岡ノ場で噴火が
起りました。
その時に発生した大量の「軽石」が、
沖縄など南西諸島に漂着して、
漁業を営む方々に甚大な被害を
与えているといいます。
最近では(11/20)、伊豆諸島や神奈川、
千葉など関東の沿岸でも軽石が漂着した
そうですね。
一日も早く元の状態へ戻ることを
祈るばかりです。
ところで、「軽石」というと、
私が以前住んでいた地域を思い出します。
昔、住んでいた地域一帯は、
かつて大昔に火山の噴火があって、
広範囲に「軽石」が堆積したのです。
小学生の頃は、仲間たちと、
軽石をおもちゃ代わりに、
砕いて粉にしてみたり、
軽石をチョーク代わりに、
アスファルトに文字を描いてみたり、
変わった色の軽石を収集してみたり・・・・
「軽石」というと、モノトーンで、
白やグレーというイメージですが、
実は、オレンジ色や、ピンク色など、
バラエティーに富んでいるんです(笑)
個人的には、当時(小学生)の私には、
軽石は、とても身近な存在でした。
でも、私の地域では、
畑など植物を育てようと思うと、
そのままでは利用出来ないので、
他の土と混ぜて利用していたようです。
水はけは良いのですが、
肥沃な土壌ではなかったからです。
でもこの記事では、
その軽石の「水はけのよさ」が、
逆に今、注目されているのです。
粘度の高い沖縄の土壌には、
軽石のような水はけのよい素材が、
必要なのだそうです。
採取された軽石の成分も
土壌環境基準を満たしていて、
人や周囲の環境へ悪影響は与えない
そうですね。
「厄介者から、一転して資源になる」
可能性があるかもしれない。
ということなのだそうです。
厄介者から一転、資源になる可能性も
夢ではない。ということなのです。
今後、土木建築資材や農業用資材として、
活用が進んでいくといいですね。