賞味期限切れが許せないのは恐れと不安の囚われからの自動思考

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こんにちは。
いちや です。

 

今日は、「賞味期限切れが許せないのは
そこはたとなく感じる恐怖と不安感に心が
自動思考にとらわれてしまうから」
についてお話しします。

 

自動思考とは

 

まずは、自動思考とは、
どういう思考なのでしょうか。

 

自動思考とは、
ふっと、頭の中に浮かんでくる
思いぐせのことです。

 

ちょっと、例をあげてみましょう。
例えば、会社の上司から仕事が、
上手くいかず叱責された
とします。

 

思いぐせのパターン

 

①もう新人じゃないのだから、
自分で考えて業績に貢献しないといけない。
②自分をグループから外したがっているんだな。
③また叱責された。
自分はダメな人間なんだ。
④また叱責された。
やっぱり上手くできないな。
⑤また叱責された。
このままだと異動させられてしまうかも。

 

心当たりがあるのではないでしょうか。

 

賞味期限切れは気になりますか?

 

あなたは食べ物の賞味期限切れ、
気になりますか?

 

賞味期限切れの食べ物は、
直ぐに処分してしまうでしょうか。

 

私は、40歳半ばまでは、賞味期限切れ
が気になって仕方ありませんでした。
賞味期限切れになったら、
すぐに棄てるか。食べるか。でした。

 

例えば、
私の実家では、冷蔵庫と冷凍庫の
2台体制で食べ物を保存しています。

 

飲食店を営んでいるわけではありません。

 

ご近所からのおすそわけだったり、
お値打ち品の特価品だったりと、
老夫婦で食べられる量は超えてます!

 

冷凍庫は全ての食べ物が、
凍っているのでいいでしょう。
でも、冷蔵庫はそうはいかない。

 

覗いてみると、
賞味期限切れのものがあるわけです。
一番気になるのは、
火を通さずに食べる身近な食材です。

 

代表格は、納豆とヨーグルト。
毎日のように食べるからです。

 

でも、毎日食べるのならば、
賞味期限は意識しなくてもいいのでは?
と思われるでしょう。常に欠品しないよう、
最低でも2つは常備します。

 

賞味期限切れが近づいているものから、
食べていけば問題ないのですが、

 

新しいものから食べてしまったり、
いつもと違うエリアに置いてしまうと、
気づかず放置してしまうのです。

 

納豆、賞味期限切れ後の1週間は大丈夫なのか?

 

例えば、納豆の賞味期限。
納豆は納豆菌で発酵させた食べ物です。
もともと腐っているようなものです。

 

納豆は、日数が経つにつれて、
冷蔵庫が低温で乾燥しているため、
どんどん縮んできます。

 

母親の話によると、
いわゆる「腐っているか否か」は、
においと味で分かると。

 

色が濃くなってきて、
固くなって、糸も引かなくなる。

 

こうなると、
見た目もダメそうなので、
「食べずに棄てなさい」と。

 

経験上、賞味期限切れから、
1週間は大丈夫なのだと。
生きぬくための生活の知恵だと。
(※自己責任でお願いしますね!)

 

たしかに、私の親の世代は、
戦争をリアルで経験しているので、
説得力はありますよね。

 

きっと、小さな頃から聞かされた
ことなのでしょうが、
私はある程度の年齢になるまで、
それがピンとこなかった。

 

40歳半ばを過ぎて賞味期限切れに拘らなくなる

 

私は40歳半ばを過ぎたころから、
賞味期限という数字に、
拘らなくなってきたのです。

 

それまでは、
賞味期限切れになったら、
もったいないから無理して食べたり、
思い切って、棄ててました。

 

賞味期限切れは、
身体に悪いもの
お腹をこわしてしまうもの
という、先入観があったんです。

 

身体の衰えを実感してくると、
サプリメントとか、
健康診断について、
それまでは、周りの勧めや、
ある種の義務感で選んだり、
決めていました。

 

ところが、その頃から自分で調べて、
試行錯誤しながら、
真剣に選び始めるようになると、

 

今まで、
いかに賞味期限切れという
言葉に、
知らず知らずのうちに、

がんじがらめに縛られていたのか
自分自身で気付き始めたのです。

 

賞味期限切れに執着してしまう理由とは

 

当り前ですが、どのコンビニでも、
賞味期限切れの商品は売らずに、
きちんと処分しますよね。

 

そういった部分をみてきて、
自分も賞味期限切れの食べ物は、
処分しないといけない。と、

 

極端なのですが、
誰に指示された
わけでもなく、
勝手に思い込んでしまい、

勝手に行動していたんです。

 

恐れとか、不安とか、
根底にはあるのだと思います。

そこはかとなく感じる恐怖。
将来に対する漠然とした不安感。

 

もちろんこれで、
恐れとか、不安とかが、
全て外れたわけではありません。

 

まだまだ、表に出てこないだけで、
たくさんの恐怖や不安感が
私の中にはあるのだと思います。

 

あなたには、
そこはかとなく感じる恐怖や、
将来に対する漠然とした不安感は
ありませんか。

 

あるとしたら、日常の中で、
何かにとらわれている(執着している)
習慣はないか
探してみては、
いかがでしょうか。

 

もしかしたら、その一つに、
賞味期限切れへの自動思考がある
かもしれません。

 

 まとめ: そこはかとなく感じる恐怖や、将来に対する漠然とした不安感を感じたら、日常の中で、何かにとらわれている(執着している)習慣はないか探してみる。