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夏至は愛の本質を再発見する旅のはじまり

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こんにちは。
いちや です。

2025年6月21日 午前11時42分、
日本は夏至を迎えました。

改めて、ヒューマンデザインで夏至のチャートを
みていくと、いくつかの興味深い特徴があることに
気づきます。

2025年 夏至の空模様

日本では、太陽が最も高く昇るときです。
それは、空から降り注ぐ光が最も強まって、
自然界のエネルギーがピークに達する瞬間です。

その力が最大限に満ちるこの日は、
私たち一人ひとりの生命のリズムにも静かに力強く
影響を与えていくでしょう。

特に今年は、梅雨入り宣言があったにもかかわらず、
まるで、梅雨明けのような、暑さが続いていますよね。

一方で、春分・夏至・秋分・冬至は季節の転換点である
と同時に、社会全体のムードや集団意識の変化
を示す重要な節目とされてきました。

春分・夏至・秋分・冬至の節目は、個人や社会の、
内的な季節を映し出す重要なタイミングです。
つまり、起・承・転・結にもなぞられる、
私たちの内側に流れている「もうひとつの四季」
なのです。

夏至は、「承」です。
感情と行動のピーク(実践・開花)です。

とりわけこの夏至図は、これから秋分(9月22日)まで、
約3ヶ月間の「社会を取り巻く雰囲気を読み解く鍵」
となるでしょう。

早速、ヒューマンデザインの視点からみていきましょう。

ナチュラルな極端さで静かに見守る

2025年夏至の太陽は、15番ゲート(▲15.2 )に在住します。

それは、ナチュラルな「極端さ」を周囲に醸しだします。
それを他人が見抜き、その存在感に圧倒されてしまう。
夏至ならではのパワーといえるのかも知れません。

そして、自分のリズムを大切にするし、
無理に他者と関わらないのです。
直接関わらなくても「謙虚さ」と「正しい行動」は、
一歩引いて、見極めているのです。

内なる衝動とプレッシャー

2025年夏至を擬人化すると、
2/5プロファイル、感情権威のマニフェスティング
ジェネレータです。
※オーソリティが、感情権威(太陽神経叢)

2つの一貫した、行動を指し示す喉センターへの
エネルギーの流れがあります。

一つは、59ー6交配チャネルと、35-36移ろい・推移が、
感情センターを経由して、仙骨センターから喉センター
へと向う流れ。もう一つは、アジュナから喉センターへ
17-62受容チャネルを通じて向う流れです。

一方で、ヘッド&ルートセンター、Gセンター、
エゴセンター、脾臓センターは未定義。

つまり、先の「喉センターへのエネルギーの流れ」が
より強調されると同時に、ヘッド×ルートが両方未定義
という構成から、外部(ニュース、SNS、人間関係、環境)
からの刺激や情報によって、
「よく考えないと/急がなきゃ」というプレッシャーを
より一層、感じやすい。ともいえるのです。

この夏至のチャートに流れる最大のテーマとは

インカネーションクロスが「愛の器」でありながら、
Gセンターが未定義であること。

Gセンターは、2つのインカネーションクロスで構成
されているのですが、その一つが、愛の器のクロスです。
愛の器のクロスのゲート(10・15・25・46)は、
全て活性化され、特別なパターンである一方で、
愛や方向性を司るGセンターそのものが未定義(白抜き)
であるという、象徴的な構成でもある。

一見すると矛盾しているように見える2つの性質が、
同時に共存している状態なのです。

とても臨機応変で柔軟性があるのだけど、
ある意味、一貫性に欠ける面も。周囲の環境やムードに、
翻弄しやすい、影響を受けやすいともいえます。
このこと自体に、良いも悪いもありません。

この3ヶ月の空模様との過ごし方

「焦っているわけではないのに、なぜか落ち着かない」
「やるべき理由がないのに、何かを始めたくなる」

外からの無意識なプレッシャーにさらされやすいとき。
個人にも社会全体にも強まりそう。

喉センターへのエネルギーの流れから、衝動的に
行動が促されやすいから。
そんなときは、すぐに行動するではなく、
一呼吸置くこと。

何かを表現したい、伝えたいという欲求が強くなる
ときでもあります。主張ではなく、共感する表現の
意識を大切に。

自己満足ではなく、愛を「役立てる」を意識すること。
体験したこと、感じたことは、自分のためだけでなく、
周囲と分かち合うことで、愛の器のクロスに光があたり
育つ愛へと昇華していくことでしょう。

夏至のチャートが私たちに語りかけていること

毎年夏至は、6/21日前後に訪れます。実際のところ、
前年とチャートが大きく変わるものではありません。
そういう意味では、
毎年のように投げかけられる課題とも言えます。

あなたの愛は、カタチにとらわれるものではなく、
ただその場にいて、ただ感じて、ただ応えること。
そのことがもう、十分に愛なのだ。
ということ。

また、焦りや、周囲から必要以上の期待が
押し寄せてきたとき、
あえて距離をとり、静けさを取り戻す大切さ。

それもまた、今この季節にふさわしい、
愛のあり方なのかもしれません。

夏至のチャートの空模様を上手に活かすために、
あなたのチャート、どんな想いを持って、
どんなオーラを身にまとっているのか。
今一度、調べてみることをお勧めいたします。

この夏至から始まる3ヶ月が、あなたにとって、
愛に満ちた季節となりますように。