職場には戦略的タイプとひらめきタイプが共存している

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こんにちは。
いちや です。

ヒューマンデザインのPTL1の講座で、
あるテーマについての講義を聴いていて、
「こんな見方があったのか」と、感心しつつ、
ある事を思い出したのです。

それは、以前に読んだ、心屋仁之助さんの書籍
「つらいから、会社やめます」が言えないあなたへ』の
「職場は2種類の人間で出来ている」です。

「戦略的タイプ」と「ひらめきタイプ」。
会社の職場には、この2つのタイプがあるというのです。

その一つは、
理解能力が高くてテキパキと仕事をこなせるタイプで、
いわゆる「戦略的なタイプ」。
1を2にしていくのが得意なタイプ。

もう一つは、マイペースで要領は良くないけど、
集中力がずば抜けていたり、
特定のことに秀でていて高い能力を発揮するタイプ。
いわゆる「ひらめきタイプ」。
0を1に出来るタイプ。

この2つのタイプは、パソコンに例えるなら、
OSだといいます。
例えば、ウインドウズとか、マックのような。
職場には、ウインドウズとか、マックのパソコンが、
共存しているイメージです。

心屋さんは、理由は分からないけど、
持って生まれたものだというのです。

森羅万象も陰と陽から成り立っている。と考えると、
様々な事象を2つに分けられるのは、
ある意味、自然なことなのかもしれません。

パソコンに例えるなら、OSなのですから、
あらゆるソフトはつまり、
この「戦略的タイプ」か、「ひらめきタイプ」を通して、
あらゆる行動を起こしていく。

今、多くは利益追求の資本主義社会ですから、
どちらが仕事が出来るタイプなのかと、
問われると、「戦略的タイプ」なのかもしれません。

何故なら、「戦略的タイプ」の人が、
実際に(ひらめきタイプの人が考えた)アイディアを取り纏め、
形にする方法を考えて結果をだしていくから。

でも本来は、「戦略的タイプ」とか「ひらめきタイプ」、
どちらが優れていて、どちらが劣っている。
ということではないことは言うまでもありません。

俯瞰して見ていくと、
「戦略的タイプ」と「ひらめきタイプ」が、
お互い補完し合いながら、職場は回っているからです。

どちらにも「良さ」がある。
ただ「違いがある」だけ。
まさにヒューマンデザインの「違いの科学」とも
合い通ずるものがあるのです。

もちろん、いや、だからこそ、
「戦略的タイプ」の人は、
「ひらめきタイプ」を目指すべきではないし、
逆に「ひらめきタイプの人は、
「戦略的タイプ」を目指すべきではない。
ということなのです。

あなたの職場はいかがでしょうか。、
活気あるイキイキとした職場でしょうか。

だとしたら、
「戦略的タイプ」と「ひらめきタイプ」の絶妙な
チームワークに違いありません。
ある意味、最先端なのかも知れませんね。

じゃ、どちらがウィンドウズで、どちらがマック?
えっ、そんな野暮な質問は無しです(笑)
あくまでも、“例えば”なのですから。