- 2018-06-15
こんにちは。
いちや です。
昨日は天気よかったのに、
今日は午後から急に天候が怪しくなってきましたね。
さて、フラクタルとは、幾何学の概念で「相似」のこと。
中学の数学のときに、私は始めて「相似」という
言葉に出会いました。
三角形が相似になる3つの条件。
2つの角がそれぞれ等しい
3辺の比がすべて等しい
2辺の比とその間の角がそれぞれ等しい
詳細は、各々ググっていただくとして。
どうして、今「相似」に注目するのかというと、
最近、“フラクタル”を連想させるような出来事に
出会っているからなのです。
正確に言うと、
「気になってしまう」が正しいかも知れません。
「一部は全体で全体は一部」ということなのですが・・・。
んー。分かったようで分からない(笑)
でも、実際に図形で示されると
イメージが湧いてきて理解が深まります。
このようなフラクタルという概念は1980年代にベノワ・マンデルブロートにより確立されました。同時に、彼はフラクタル図形が奇妙な数学的概念ではなく、自然界に広く普遍的に存在するものであることを示しました。
「フラクタル日除けについて」から引用
物理的なモノだけでは無く、
「類は友を呼ぶ 」
“こころざし”や同じような考え方、気の合うもの同士、
似た者同士が自然に集って仲間(チーム)を作る。
というもの。
これもある意味、「フラクタル」なのだと思います。
もっというと、“歴史は繰り返す”も、
「フラクタルな仕業」なのかも知れませんね。
自分の生き方は、もしかすると、
何代もの前のご先祖が同じような(考え・思考を持った)
生き方をしていたかも知れない。
森羅万象そのものが「フラクタル」
その最たるが、占星術や手相術ではないでしょうか。
例えば、占星術で未来予測を行うために使われる
「プログレス法」という技法があるそうです。
その考え方の根底に、
「この世にあるものすべてがフラクタルだから」
があるからなのだと思います。
1日1年法のプログレスという発想の基盤にあるのは、この世界にあるものすべては、「相似形」 であるという考え方です。大宇宙である星空と、 小宇宙である人間を一種の「相似形」であるとみなす象徴的思考が占星術の大前提。だから、星空を見れば自分自身の姿を覗き見ることができるというわけです。「鏡リュウジの占星術の教科書Ⅲ」から引用
手相術だって同じです。
大宇宙と小宇宙である人間をフラクタルな関係とみなして、
それがダイレクトの伝わる手のひらに刻まれたパターンとして
読み解いていく。
「手のひらに小宇宙がある」と見なしているのですね。
そう、この世はフラクタルなモノにあふれてる。
ということに改めて気づいたのでした。
あなたにもたくさんの「フラクタルな関係」があるはず。
ちょっと時間を見つけて、
「フラクタルな関係」に想いを寄せてみませんか。