こんにちは。
いちや です。
今日は、「こころの疲れは、
“脳疲労”。大脳にあるそれぞれの
器官がバランスを崩している状態。
五感を研ぎ澄まして、
大脳の旧皮質である動物脳を
鍛えること」
についてお話しします。
前回は、ストレスについて、
お話ししました。
ストレスとは、緊張状態であり、
3つの状態であること。
様々な要因が緊張状態を作って、
結果、こころが疲れてしまう。
「疲れる」という情報で脳が感じている
そして、この疲れてしまうと
感じるのは、
あたま、すなわち脳なんです。
そう考えると、
緊張状態を作っている様々な要因は、
ストレス要因というよりも、
むしろ「情報」といい換えるた方が
わかりやすいです。
多くのストレスを受けてたくさんの
情報で溢れてくると、脳がその情報の
処理に追われてしまい、結果として、
例えば、身体が疲れてしまう。
運動しすぎると、筋肉が疲れて、
筋肉痛になってしまうように、
脳もまた、同様に働かせすぎると、
情報過多となり、
疲れて支障をきたしてしまう。
「疲れる」が慢性化してしまう
そうなんです。
毎日の生活に追われていると、
情報過多で疲れてしまっていること
が、当たり前になってしまうんです。
麻痺するというか、
気づけない。
私だと、目の疲れとか、
腰、肩や首のこりでしょうか。
日常のことで慢性化していると、
もう何でもかんでも、
年齢のせいにしてしまう。
もちろん本当は違うのですよ。
そんな単純な事では、
片付けられないんです。
判断力や処理能力が低下するので
当然、仕事の効率だって悪くなる。
「疲れる」とは脳疲労が起きている
「認知症はもう不治の病ではない」
によると、この状態を「脳疲労」と、
呼んでいるそうです。
情報過多になってしまい、
疲れてしまう。
頭の中には、人の理性を司る
大脳(新皮質)と、
食欲や睡眠、自律神経活動など、
本能に関わる大脳(旧皮質)がある。
そして、様々な情報は、
間脳という器官へ伝わり、
身体の中で自律神経などの働きを
調節して、生命が維持できるような
仕組みになっている。
例えば、
「明日までやらないといけない!」
と、理性の大脳(新皮質)で決断しても
次の本能に関わる大脳(旧皮質)へ
伝わったときに、
「やりたくない」と大脳(旧皮質)が
判断されれば、
ストレス要因となって、間脳に伝わり
心や、身体に様々な支障が生じてしまう。
というわけです。
脳疲労を防ぐ方法はあるのか
それだったら、脳疲労を防ぐには、
意欲、意志、情動(快、不快)
の機能を司る本能に関わる
「大脳(旧皮質)を鍛えればいい」
という意見もあるかもしれませんね。
大脳(新皮質)からの情報を
ガンガン受入れて処理してもらう
ことが出来ないのかと。
大脳(旧皮質)とは、大脳辺縁系のことです。
ここには、いくつかの器官が、
集まっていています。
海馬もその一つです。
記憶や空間学習能力に関わる器官で
お馴染みですね。
「動物脳」とも言われている
大脳(旧皮質)の大脳辺縁系。
私は専門家ではないので、
断言できませんが、
野生動物ように振る舞うことこそ、
大脳辺縁が鍛えられるのではないか。
と、考えてしまうのです。
五感を研ぎ澄まし動物脳を鍛える
つまり、太古の昔、
原始時代のときのように、
五感を研ぎ澄まして過ごしていくこと。
大自然の中で過ごすとか、
身体を動かすとか、
砂糖が入った清涼飲料水や、
加工食品は避けるとか、
・・・
とはいっても、
この文明社会で、動物のように、
本能のおもむくまま、生きていく
ことは出来ませんね。(笑)
でも、日常生活のなかで、
できる限り、五感を研ぎ澄まして
過ごしていこうとすることは
出来るのではないでしょうか。
次回は、五感を研ぎ澄まして、
脳疲労を解消することについて
お話しします。
・ストレスは悪くない
⇒ストレスがたまる、感じる、ストレスとは何か?
・小さな成功体験の積み重ね
>⇒苦手な図工の授業が大好きになった成功体験とは
・子供の頃の集中力と一体感を味わう
⇒子供たちの集中力と一体感は「ちびくろサンボ」のバター級?