ゲーム感覚のアセスメントツール(COLOR INSIDE YOURSELF)は自分を変容させる鍵

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こんにちは。
いちや です。

 

アセスメントツールの分析結果
をみんなでシェアし合いながら、
お互いの自己理解を深めていく
という、目から鱗な新発想
お話です。

 

アセスメントツールとは

 

アセスメントとは、
言葉の通り、
「評価」とか「査定」という意味。

 

でも、
人の能力や資質を第三者である
担当者が、客観的、公平に判断する
のは難しいもの。

 

実務・実践から判断しようとすると、
どうしても、人の“情や好き嫌い”など
私情が絡みやすいです。

 

適切にツールを使えば、
平等に評価・査定を行える。

 

一方で、
看護師の方は家族のケアで、
置かれた状況がどうなっているのか
把握を目的に、
同様な判定を行います。

 

心理療法だと「見立て」
という表現。

 

業界や分野によって、
アセスメントの意味合いが、
微妙に異なります。

 

一般的には、
アセスメントツールというと、
個人の

 

①性格・気質
②興味・関心・価値観
③能力・スキル

 

などを調べるツールですね。

 

アセスメントツールで自分を知る

 

自分自身のことは、
一番分かっているようで、
実は分かっていない。
本当に耳の痛い話です。

 

自分の才能や資質を再確認して、
どう仕事で活かしていくのか。

 

例えば、プロのコンサルタントは、
キャリア支援の際に必要に応じて
「アセスメントツール」を利用する
そうです。

 

ツールの利用は、クライエントが
より客観的で、科学的に自己理解を
より一層、深めるきっかけとなる
からです。

 

例えばビジネスで実践的なものとして、
「ストレングス・ファインダー」が
有名ですよね。

 

コーチングと組み合わせることで、
「その資質をどう使えば自分の武器になるか」
「どうすればその資質を活かすことができるか」
などを、本格的に取り組むことが
できるそうです。

 

一方で、伝統的なツールの一つに、
「VPI職業興味検査」というもの
もあります。

 

職業及び働くことに関しての動機付けや
情報収集、キャリアガイダンスの際に
適した検査です。

 

その名の通り、8つある職業領域で
どの程度、興味があるかをみる
というもの。

 

興味の六角形
興味の六角形
興味領域尺度
興味領域尺度

 

興味ある分野に関わることで、
安定し、充実した職業生活を
目指したいですよね。

 

以前キャリアコンサルタント講座の中で、
実習の一環としてやってみたこと
があります。

 

ゲーム感覚でアセスメントツール

 

そこまで本格的ではなくても、
ゲーム感覚で、みんなとワイワイ
楽しみながら分析し、
自己理解を深めていくという
全く新しいコンセプトの
アセスメントツールがあります。

「あなたを見つける、あなたが見つかる」

 

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86の設問に回答し約26万8千通りから、
分析し自己理解を深めていきます。

分析結果は、12種類のトーテム
というキャラクターと、
さらにそれぞれが10種類の色で
分類するのです。

 

①生まれ持った普遍的な資質
②今の自分の才能と性格
③対人関係で出やすい性格
④理想とする人物像

しかも、上記4つの要素で分析した
それぞれの性質を武器や装備などに
変換していき、
トーテムというキャラクターへ
身に着けさせるという、
実にユニークな構成です。

 

無料ですが、診断結果の解説も
信憑性があり「なるほどなあ」と
気づきがありました。
(下記が私の診断結果。
解説は省略しています。)

 

草原の魔法使い
草原の魔法使い

 

ただ残念なのは、
トーテムという各キャラクター
自体の正体というか、
詳細の解説がなく、
世界観もよく分からないので、
感情移入というか愛着が持てず、
もったいないなと、感じました。

 

現実とキャラクターが解離する

 

トーテムというキャラクターの
「世界観」があって、
感情移入できる仕組みがあると、
もっと楽しめるのかもしれません。

 

例えば、
『自分が変容するたびに、
キャラクターのアイテムや装備が、
変わっていく』って、
面白いと思いませんか。

 

あくまでも分析の際、質問に対する
回答は自己申告ですので、
場合によっては暴走してしまう
可能性大ですが・・・。

 

現実とキャラクターが、
乖離してしまうという(笑)
無意識に、なりたい自分、
理想を追い求める自分、
あんな才能、
こんな資質があったなら、

あくまでもゲームの世界ですね。

 

理想の自分を投影して、
現実の自分と知らず知らずのうちに
成長したキャラクターとの間で、
乖離が生じてしまう
かもしれませんね。

 

私としては、この部分にこそ、
自分自身を変容させる鍵がある
のではないかと思うのです。

 

同時にありのままの自分で
いられることの難しさを
知るわけです。

 

小難しいことはこのくらいにして。

 

とにかく、あなたも、
「あなたを見つける、あなたが見つかる」
にチャレンジしてみませんか?
そして、あなたはどんなキャラクターで、
どんな武器や装備を身に着けましたか?

 

 まとめ:ゲーム感覚のアセスメントツールは、自己理解を深めるだけのツールではない。みんなでシェアし合いながら、互いの自己理解を知り、他者理解を深めるもの。