団塊世代 ピロリ菌による胃がんのリスクとは

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こんにちは。
いちや です。

 

今日は、ピロリ菌による胃ガンのリスクについて、
お話しします。

 

団塊世代とは、第二次世界大戦直後の
1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)に、
生まれた方々です。

 

医者が患者に教えない病気の真実という本で、
2020年、団塊世代は、
胃がんになってしまう人数が、過去最大になる
予想しているのです。

 

ちょっと、ショッキングな予想ですよね。

 

団塊世代の人数が多いというのもありますし、
日本人は世界でも胃ガンになる割合が高いので、
いたしかたないのかもしれません。

 

その大きな原因とみられるのが、
「ヘリコバクター・ピロリ菌」という細菌です。

 

このピロリ菌が胃に慢性的な胃炎を引き起こして、
胃ガンを引き起こしているのだと。

 

ピロリ菌は、免疫力や抵抗力が弱い
5歳未満の幼少期に感染する
ことが分かっています。

 

ピロリ菌に感染している母親から、
口移しで食べ物をもらうときに、
子供へ伝染したり、
あるいは、井戸水などから
感染したのだろうと、言われています。

 

ピロリ菌の除菌治療を行うことで、
胃の中をピロリ菌のない状態にする
ことができます。

 

しかし、ピロリ菌で胃の粘膜が壊れ、
組織が元の状態に戻れなくなった萎縮性胃炎の
改善については難しいのかもしれません。

 

気になる方は、
病院へ行って、ピロリ菌の検査をお勧めします。

20歳をすぎた方、もう社会人になった方は、
若いうちに健康診断の一環として、
ピロリ菌の検査を行ってみてはいかがでしょうか。

 

若ければ若いほど、
万が一、ピロリ菌が発見されたとしても、
除菌してしまうことで、
胃に対してのダメージが少なくて済むからです。

 

なぜ、これほどまでに、
お勧めしているかというと、
私自身が病院へ行きピロリ菌の検査を行って、
実際に除菌を体験し、ピロリ菌の除去に
成功したからなのです。

 

ピロリ菌の検査をためらわずに決めたのは、
他でもない、母親が進行性の胃ガンになってしまい、
医者から「原因はピロリ菌の影響が大きい」
と、言われたのを母親から聞いたから。
(もちろん、体質とか遺伝的なものが、
あるのかもしれませんが)

 

その後、父親も検査したところ、
ピロリ菌に感染していることが分かり、
すぐに除菌治療を行いました。

 

私は胃の具合がそれほど悪かったわけでもなく、
自覚症状はなかったのです。
それでも、ピロリ菌の検査を行うことに
決めたのです。

 

両親が二人とも感染していたのですから、
ほぼ間違いなく感染しているだろうと。

 

案の定、感染していました。
正常の人と比べると、ピロリ菌による粘膜の萎縮が
すでに始まっていたといいます。

 

このまま放置していくと、
胃の遺伝子が傷つき始める60歳を超えたころから、
胃ガンになってしまう確率が急激に高くなっていく。

とりあえず、処置ができて一安心ですね。

 

実は母親は、毎年必ず病院へ行き、
胃の内視鏡検査を行っていたのです。

 

たまたまその年に限って、
風邪に罹ってしまったらしく、
半年ほど検査日を延期していたのです。

 

医者の話では、「早期発見だから、
胃をちょっと切除するだけですむ」
ということだったのですが、
いざ手術をしてみると、
胃の粘膜の深いところで、
ガン細胞が胃の周辺に広がっていたのです。

 

胃を全摘することとなり、
周囲の臓器の一部を切除するという

大がかりなものとなってしまったのです。

とにかく、
なによりも、まずは健康が一番です。

 

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